3Dプリンタで型から作ったオリジナルチョコレート
Bean to Bar ならぬ Bean to Bear。
3Dプリンタで出力した原型を型取りして、チョコレートを作りました。しかもカカオからという完全な手作りチョコ!当初の目的だったバレンタインには間に合わずw
以下、レシピです。
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【 型から作る♪手作りチョコレート(1人分)】
1.紙にラフを描く。
2.Illustratorでラフをパス化してsvg形式で保存。
3.Thinkercadで2をimport、3Dデータを作る。
4.3をstlで保存、3Dプリンタで出力。※1
5.4をヤスリがけして原型完成。※2
6.型取りくんで原型を型取りレジンで複製。※3
7.複製した型を食用シリコンで型取り。※4
8.シリコンから型を外してチョコ型完成。
9.チョコを作るために、カカオを洗う。
10.フライパンで20分ほどローストする。
11.ローストしたカカオを冷まし、皮をむく。
12.カカオをミルで粉砕し、粉状にする。※5
13.すり鉢で滑らかになるまでする。※6
途中お好みで砂糖を加える。
14.13をチョコ型に流し冷凍庫で冷やす。
15.型から抜き取れば完成!
※1)今回は光造形樹脂タイプのObjetを使用。素材はFullCure720。サポート材の除去が面倒だったのでグロスモードで出力。
※2)Thinkercadは楽だけど表面がポリゴン状になる。。最近はOnshape派です。
※3)レジンの硬化熱が型取りくんの融解温度より高く、レジンが固まる前に間に型が解けて大変だった。おゆまるにしとけばよかった。
※4)そもそもレジンと食用シリコンの相性が悪く、シリコンが固まらなくなるという最悪の結末に。なんとか固まって良かった。
※5)粉状になったら止める。
ミルのモーターが焼き切れるのでほどほどに。
※6)1時間くらい。いちばん心がおれる作業。
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やってみてわかったのは、
やってみないとわからないことが多すぎたこと。
何事も調べただけで知ったつもりになっちゃだめですね。
来年のバレンタインにぜひ作ってみてください♪